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男性と女性とでは脳のつくりが違います

 

 

男性と女性の考え方が違うのは脳の機能が違うといわれています。

一般的には男性脳、女性脳といいますが、男性でも女性脳優位な方、

女性でも男性脳優位な方もいて、個人差もあります。

具体的にどのように違うのでしょう。

大きく分類すると5つの違いがあります。

 

 

「男性脳は“競争”・女性脳は“共感”」

 

発想の違いは遠い昔にさかのぼるとされています。

原始時代、男性の仕事は狩猟でした。

他の人よりも、より早く、より多く、食料を手に入れることが最大の使命でした。

一方、女性の仕事は子育てと集落のコミュニティづくりであり、集落を平穏に保つために

分け合う意識が大切だったのです。

 

現在でいいますと、たとえば、男性脳の3人で食事にいくと、各々が食べたいものを頼んで

それを各々で食べるのが普通です。

女性脳の3人で食事にいくと、「1つずつ頼んでシェアしない？」「取り皿3人分ください」

「ひとくちちょうだい」となるのです。

 

一番になりたい男性脳と、みんな同じがいい女性脳。

また、独り占めしたい男性脳と、分け合いたい・シェアしたいのが女性脳なのです。

 

 

 

 

「男性脳は“モノタスク”・女性脳は“マルチタスク”」

 

男性脳はパソコンのデスクトップに開いているファイルが少なく、一度に一つのことしかできません。

複数のファイルを開くと、あちこち気が散ってしまうのです。

 

女性脳はたくさんのファイルを開いて、同時進行で作業ができます。

たとえば、パソコン作業に熱中している男性脳の社員のデスクの電話が鳴ったとしても

“モノタスク”の男性脳ではすぐ出ることが難しいのです。

 

でも“マルチタスク”の女性脳ではパソコンをしながら電話もとれるし、

スマホ検索もできるしデスクの整理整頓もできます。

女性が育児や家事をしながら、食事の用意など家事が得意なのもうなずけます。

 

 

「男性脳は“論理的”・女性脳は“感情的”」

 

男性脳は物事を論理的にシステム的に考えます。

言われたことを言われたとおりに忠実にこなそうとします。

 

女性脳は言葉の裏にある「感情」を重視します。

女性脳の発する言葉には、その前後に言葉にならない言葉があるのです。

 

「理屈で行動する男性脳」「感覚で行動する女性脳」です。

 

たとえば、テレビや映画など、同じものを見てその内容を説明するとき、

男性は客観的に事実を論理的に説明します。

女性は情緒的観点から、自分の感じた気持ちや視点から話すといった違いです。

 

 

 

 

 

「男性脳は“最終思考”・女性脳は“拡大思考”」

 

男性脳は目の前で起きていることが重要ですが、女性脳は思考が広がりやすく、

過去や未来にまでリンクして考えます。

 

たとえば、男女のケンカで女性脳から出る「あなたはあの時もこうだった」というフレーズありますね。

女性脳はいま起きているケンカの最中に、過去のケースまで話に出してきます。

さらに、まだ起こっていない未来にまで話しを拡げていきます。

男性脳には理解できない発想です。

 

 

「男性脳は“自己完結”・女性脳は“自己関連”」

 

女性脳の特徴に「自己関連づけ」という発想があります。

自分と関係ないことでも関係があるように考えたり、他人のことを自分のことのように考えたり、

無関係の情報でも自分に必要だと考えたりします。

 

男性脳は「自分は自分」で常に主導権は自分が握っていたいという意識があります。

占いを信じる女性脳は、世の中に何十万人もいる〇〇座や、血液型の人に向けた情報を

「私のことだわ！」と受け取れます。

 

男性脳は論理的思考で「自己完結」なので、根拠のない占いを信じないといわれています。

 

 

【今回のまとめ】

・男性脳と女性脳の違いだけでなく、性格や育ってきた環境も影響があります

・考え方の違いの上で、出会い・交際・結婚するにはお互いを認め合う努力が必要です

・考え方の違いを面白いと思えると新たな発見があるかもしれません

 

 

 

 

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