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恋愛や婚活が上手くいく階段理論 婚活の成功法則 【男女共通編】≪第310回≫
恋愛や婚活に存在する見えない階段、その段階を知ることで2人の関係を近づけていく事ができます。
前回はこの法則のことを、【下(した)にリス】の法則と解説しました。
そして、下(した)にリスの「し」、まず第1段階としてお相手を【承認】するという事が大切ですとお伝えしました。
では次に、「下にリス」の(た)を説明します。
(た)は【楽しい】の(た)です。
これはお相手と一緒にいる時に自分が楽しいかどうか、またはお相手を楽しませているかどうかという事です。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオでは、自分一人で楽しんでいる方もいますが、その多くが友達同士やカップルだと思います。
第一段階目の(し)【承認】がお互いに出来ている2人ならば、次の(た)【楽しい】に進んでいきます。
一緒に行動しても、1段階目の承認という基礎が築かれている2人であれば、他人である相手の好みも自然と承認することが出来ますし、デートの最中に発生するトラブルに対しても、お互いに承認し合うことが可能ですので、その2人の関係はやはり楽しくて上手くいきやすくなります。
しかし、反対にトラブルが起こった事でお互いが承認し合えなくなれば、結果的にそのデートは楽しくなくなります。
ですからこの段階では、どんなトラブルが起こったとしてもお互いが承認し合い、(た)楽しめるかどうかをテストしている期間だとも言えます。
そして、お互いに承認し合い相手を楽しませることの出来る力が備わっている2人だけが次の段階に登ることが出来ます。
その際のデートがお互いにとって全く楽しくない場合は、この段階でそのお相手との関係は長続きしない可能性が高いといえるでしょう。
次に「下にリス」の(に)ですが、(に)はニーズの(に)です。
ニーズとは必要性などの意味ですが、お相手が求めていることを自分が充足できるかどうかという段階となります。
一般的に女性は男性から守ってもらいたいという欲求がありますが、その場合その女性を男性が守れる能力を有しているかどうかが重要視されます。
健康面や体力・運動能力・経済力などがそれに該当します。
反対に男性は女性に対して、“癒し”を求めています。
女性は目の前の男性に対して“癒し”を提供できているかが問われます。
綺麗であることや可愛らしいことは、男性を自然に癒すことになりますから、それも男性のニーズを満たす能力の一つですが、最初の段階でお相手の話を聴くという【承認】が十分であれば、男性に対してすでに“癒し”の提供ができていることも忘れないでください。
一般的に女性は左脳を活用する論理的思考が苦手だと言われます。
しかし全ての女性がそうではありません。
全体的には少数かもしれませんが、左脳を活用する論理的な思考の方が得意な女性も数多く存在します。
その場合、女性が男性に求めるニーズは男性が得意とする健康面や体力・運動能力・経済力だけでなく、右脳を活用する共感力などを得意とする男性となります。
日本でも男女平等な社会が求められ続け、女性の社会進出が進むにつれて、女性は左脳を活用した論理的な思考、反対に男性は右脳を活用した共感力を求められています。
女性が話を聴いてくれる男性を求めるのは、右脳を活用して共感できる能力を男性に求めている訳ですが、その共感力こそがお相手を“承認”する力なのです。
右脳を活用することに長けた男性の職業の一つにホストクラブが上げられますが、男性も女性も恋愛や婚活を成功させる為には、普段から右脳を良く活用させて、相手を承認する必要がある訳です。
次に、「下にリス」の(り)ですが、リスペクトの(り)【尊敬】です。
承認されて楽しくてニーズを満たしてくれるレベルから、さらにお互いに成長できて尊敬できるお相手であることを確認する段階、これができるとさらに次の段階に上がります。
それが最終段階の(ス)【好き】です。
よく初めてのデートの後で、「自分がお相手のことを好きなのかどうかが良く分かりません」というお話を聞きますが、本来はこの段階まで来て初めて“好き”という感情が湧いてくるものです。
ですから、通常は初めて出会った瞬間に“好き”という感情が湧いてくるものではありません。
(し)承認→(た)楽しい→(に)ニーズ→(リ)リスペクト【尊敬】→(ス)好きという心理的な段階が存在するという“下にリスの法則”を理解して、まずは“承認”の基礎固めから始めていきましょう。
それでは一般的にいう【一目ぼれ】という現象はなぜ起こるのでしょうか?
この場合、女性であればお相手の男性が自分の父親に似ていると感じた時や、男性であれば自分の母親に似ているなと感じた瞬間に、一瞬で脳内の記憶が判断して、承認→楽しい→ニーズ→リスペクト(尊敬)→好きという思考が高速回転します。
これが一目ぼれという現象が起きる理由です。
また過去に交際していた異性との関係性で、承認→楽しい→ニーズ→リスペクト(尊敬)→好き、という記憶のままその異性と何らかの事情で別れることになった場合、似ているだけで過去に出会った異性とは全く別人であったとしても、この【一目ぼれ】という現象が起きます。
通常はこの【一目ぼれ】という現象が起きることは稀ですので、初めて出会った日から順番に階段を登りつめてゴールすることになります。
ところがこれとは反対に、女性であれば自分の父親との関係や、男性であれば自分の母親との関係が悪かったとします。
その場合、好きという階段を登った経験が無いだけでなく、嫌悪や畏怖する記憶しかなかった時などは、婚活も難しくなるケースが多いと言えます。
なぜなら、この階段を登って“好き”という感情の記憶が過去に無いだけでなく、反対に階段の先に嫌悪や畏怖という記憶感情が待っているとしたら、承認→楽しい→ニーズ→リスペクト(尊敬)のどこかの段階で先回りして、これ以上登ることを自分自らが止めてしまうからです。
婚活が長引く人の特徴というのは必ず、この段階のどこかまでは進むのですが、好きという最後の感情まで登り切れずに自分から下りてしまいます。
結果的に何度も階段を登り下りしながら、過去の記憶を塗り替えて、嫌悪や畏怖の記憶感情を塗り替えるための時間や体験が必要となる訳です。
これが婚活期間が長引く原因です。
また、この記憶感情が酷い場合は、結婚自体を回避しようとまでしてしまいますので、益々やっかいな事となります。
両親や兄弟だけでなく過去に出会った異性との悪い感情記憶を塗り替えて、“下にリスの法則”通りに一段一段と階段を登りつめてゴールまでサポートすることが、現代の結婚相談所には求められていると言えるでしょう。
【今回のまとめ】
・恋愛や婚活には見えない階段が存在します
・男性も女性も恋愛や婚活には右脳の活用が大切です
・承認→楽しい→ニーズ→リスペクト(尊敬)→好き
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