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婚活の成功法則 理想のお相手は 2対6対2 【男女共通編】≪第207回≫

2022.01.24 婚活コラム

婚活にも成功する法則が存在します、法則を知って効果的な婚活をしましょう

 

経済学者のパレートさんという方が提唱した、多くの現象は一定のバラツキである2対6対2で構成されているという法則をご存じでしょうか?

 

この法則は10匹の働きアリの構成として、2匹は大変良く働き、6匹は良くも悪くもなく、残りの2匹は実は遊んでいるという現象から、2対6対2の法則と言われています。

この10匹の働きアリのグループの中から、よく働く2匹のアリだけを5グループから選別して合計10匹にした時に、5倍の力で働くアリの集団になったかというとそうではありません。

このエリート選抜アリのグループも最終的には2匹だけは良く働き、6匹は良くも悪くもなく、残りの2匹は遊び始めたという実験結果が出ています。

また反対に遊んでいる2匹のアリだけを5グループから選別して10匹にすると、これも同じように最終的には、2匹は良く働き、6匹は良くも悪くもなく、2匹は遊んでいるという現象となります。

 

 

このことは働きアリの事だけではなくて、人間社会での職場でも同じです。

つまり10人いる職場では、2人は良く働き、6人は良くも悪くもなく、2人は働いているようで実は遊んでいるという結果となります。

これをパレートの法則と言います。

 

この考え方の法則を職場や婚活で応用するとどうなるかと言えば、あなたと意見が合うとか、相性が良いという人は必ず2割は存在していて、6割はどちらでもない、残りの2割があなたとは意見も相性も合わないという構成に自然とそうなるというものです。

 

この法則を知っていると、自分の事を否定したり批判する人が目の前に現れた際に、いちいち憤ったり腹を立てたりする必要は無いということに気が付きます。

何故なら自然の法則として、必ず否定する人は2割存在していて、6割はどちらでもなく、残りの2割の人は肯定的に認めてくれると考えることが出来るからです。

 

 

実際、自分の能力や個性を表現してそれが有効に発揮した場合でも、必ず2割の人からは否定され、6割の人からは良くも悪くも無いと評価され、2割の人からは素晴らしいと認められる、という現象が起こります。

 

このことは自分の過ちや我儘を放置しても良いという意味ではなくて、あなたが否定された際はその反対側の2割には、あなたの事を認めてくれる人が存在するということを思い出して、いちいち落ち込む必要もなければ、逆に認められた場合でも、必ずその反対側の2割には、あなたを否定する人が存在するのだから高慢になってはいけないという事です。

 

婚活をしている場合でも、自分が気に入っていたお相手からお断りされたりすることもあれば、自分からお相手に対してお断りをする場合もあるかと思いますが、どんなに若くて綺麗な女性であったとしても、また反対に高年収のイケメン男子であったとしても、必ず2割のお相手からは否定される訳ですから、自分の理想の条件に100%一致する人を探すことは自然法則から逸脱していて、相手に対する理想の条件は6割~高くても+2割の(8割)程度に抑えて探す事が、パレートの法則からも正しい選択だと導いていけます。

 

 

また、普段の人間関係においても、自分と意見が合わない人や自分を嫌う人、嫌な仲間という反対側の人は必ず2割は存在している事を理解して、その人を無理に変えようとするのではなく、単純に反対側の2割の人なんだと気楽に考えて、少し距離を取るように工夫してみましょう。

 

 

婚活でなかなか結果を出せていないという方はぜひ、このパレートの法則を思い出していただき、自分がお相手に対する理想の条件を、10割の完璧を求めていないか振り返って考えてみて、そもそもそんなお相手は自然法則からみても存在しない、ということを理解して、婚活をしてみることをお勧めします。

 

【今回のまとめ】

・婚活の世界にも2対6対2パレートの法則は存在します

・交際相手に否定されても落ち込む必要はありません

・お相手に対する理想の条件は6割~8割程度までにしましょう

 

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