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名古屋の結婚相談所 で考える!なぜ男性は結婚しなくなったのか?これからどうすればいいの?【男女共通編】≪第79回≫

2021.05.06 婚活コラム

最近の男性はどうして結婚しなくなったのか?

 

最近の若者達の結婚離れが深刻です。

特に男性の結婚離れが深刻だと言われています。

2015年の国勢調査では、30代後半の男性の約35%、40代前半の男性では約29.9%が独身です。

そもそも結婚したくないと考える男性はどれくらいの割合なのでしょうか?

マイナビウーマンが22歳~39歳の独身男性にとったアンケート調査によると、「結婚したいですか?」という質問に対して、43.7%の男性が「いいえ」と答えています。

また50歳までに1度も結婚しない男性の割合(生涯未婚率)は23.4%となっていますので、4人に1人は独身男性という結果になっています。

ちなみに1980年の生涯未婚率は、2.6%でしたので38人に1人の割合でしたので、35年後の2015年の段階で約10倍になっています。

ではなぜここまで、男性は結婚しなくなったのでしょうか?

 

 

【男性が結婚したくない理由】

 

  • 経済面で不安だから
  • 結婚にはメリットよりもデメリットの方が大きいから
  • 結婚する必要性を感じないから

 

現状の日本社会では高度経済成長期とは違い、毎年のように年収は上がらないと言われている経済状況です。

そのためこれらの不安はどうしてもあるかと思います。

今では新卒のままずっと同じ会社に務める男性も少なくなりましたし、自分自身の生活が精一杯の現状で、結婚して妻子を養っていく自信がないという男性も多いでしょう。

転職をしていたり、非正規雇用社員であったり、フリーランスの方も増加しています。

女性の社会進出が進んだ以上、相対的に男性側の経済力が低下することは必然的な事かもしれません。

今でも女性は、昔と同じ様に結婚する男性に経済的な安定を求める傾向があります。

しかし、そういった女性の願いにこたえられる男性は、時代とともに減少傾向にあります。

また男性が考える結婚のデメリットとして、結婚によって自分の時間やお金の制限がされるのが嫌だ、という男性も増えました。

 

そして起業や転職なども、自分一人であれば挑戦できるかもしれませんが、結婚した場合は自分一人で決めることができなくなるため、まだ結婚したくないと考る男性もいます。

 

 

そもそも結婚に対して必要性を感じない男性も存在していて、昔は結婚することによって、女性に家事や育児をしてもらうことが当たり前だと考えていた時代もありましたが、今では便利な家電もありますし、深夜営業をしているコンビニやスーパーで買い物をして、ネットで料理レピシの解説動画などを参考にしながら、自分で簡単に料理をする男性も増えました。

一人では寂しいので結婚したいという男性もいますが、その反対に他人とは一緒に住めないという男性も増えました。

このような男性は一人での生活に慣れてくると、一人の方が楽だと思ってしまう傾向があります。

 

それとは正反対に、早めに結婚したいと考える女性は増加しています。

特に若い年齢層の女性にそういった傾向があります。

女性は子供の出産を念頭に考えた場合、早めに結婚した方が良いと考えますので、子供を持ちたいと考える女性は早めに結婚しようと行動します。

 

 

このような社会状況を踏まえて考えてみますと、将来的には『経済的な豊かさを追求することが幸福の源であると考える結婚しない独身の男女』と、経済的にはそれほど豊かとはいえないけれど、子供を持ち家庭という生活基盤を整えて、『精神的な豊かさが幸福の源であると考える既婚の男女』とに大別されてくるとが予想できます。

 

昔から経済的な成功こそが、まさしくこれまでの成功者の姿だと考えられてきました。

しかしネット社会が普及し価値観が多様化した現代では、必ずしも経済的な成功だけが成功者の定義だとは考えない若者達も一定数存在します。

 

考えてみればわかりますが、経済的な渇望や欲求には制限がありませんから、満たしても満たしても、満たされない想いや不足感しか残らず、海水を飲めばまたさらに水を飲みたくなるように、喉の乾きは癒されることがありません。

 

そんな人生を一生過ごすよりも、男女が互いに寄り添い、またお互いに認め合って承認し合えるパートナーを見つけて、精神的な豊かさをより深く追及すべきだと私は思います。

 

経済的な豊かさだけが成功者の定義であると考える男性は、気が付かないうちに周りに対して、経済的にも精神的にも“ケチ”であったりします。

女性にも周りの人にも与えることが出来ない男性は、女性からも周りの人からも与えてもらえません。

 

また女性も経済的な側面のみを中心に男性を選択すれば、当然の様に経済的・精神的に“ケチ”な男性と出会いやすい傾向となりますから、その様なカップルには精神的な幸福状態は長く続かないことが予想できます。

 

友人や仲間達などは、お互いに同じような価値観や考え方をする者同士が自然と集まっています。

 

これと同じ様に、周りの人や異性に対して与えることや認めることが出来るようになれば、今は経済的に豊かな自分であるとは言えなかったとしても、自然と同じような波長の異性と出会い共鳴し、結果的にお互いに認め合い、与えあうことの出来る良きパートナーとの出会いにつながります。

 

 

結婚とは本来的に、この『認め合い・与えあう自由意志』が備わっていない場合、一時的にはその関係は良くても、時間が経つにつれて結果的にお互いが奪い合う様な悲惨な関係へと変貌を遂げて、最悪の場合は離婚というケースも見えてしまいます。

 

ですので、これから婚活をしようと考えている方は、これから出会う異性に対して精神的にも経済的にも『ケチケチ』しないで相手に『与える』こと。

そして、出会う相手を『否定』ばかりしないでその価値を『認めること』を意識して婚活をしていきましょう。

 

『与えること』と『認めること』をテーマに積極的に自分を変えていければ、きっと同じ波長の方との良い縁が結ばれ、婚活も上手くいくことでしょう。

 

 

【今回のまとめ】

・社会経済が停滞して男性の結婚離れが深刻です

・反対に若い世代の女性の結婚意識は高くなりました

・出会いとはお互いの波長が合うことで自然なカップルとなります

 

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