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宗教が違うカップルが成婚するには？

 

交際中は気にしなかったことが、自分の家庭と全く違う宗教の方とのご縁になりますと、状況によっては急にご家族や親せきから反対されてしまいます。

今回は会員様同士が実際に違った宗教であったとしても、最後にはその問題をクリアされて、ご成婚された素敵なカップルをご紹介いたします。

 

 

ある男性40才・女性38才のお二人のパターン

 

男性のご家族が一般的なものとは少し違う宗教を信仰され、ご自宅にはとても立派で大きな神棚がございました。

決まった日には信仰者の方々が集まり、お経を唱えてお参りされます。

男性は次男でしたが、お父様を亡くされていましたのでお母様と祖母様と彼がご訪問してくださる方々をおもてなしをされていました。

彼のお兄さまは既に結婚し、別の場所に住んでおります。

 

一方、女性は一般的な仏壇のある多くの皆さまが信仰されている宗教です。

お見合いをしようと思ったのも、あまり考え過ぎず「折角、申込んでくれたのだから会ってみよっかなぁ」という本当に軽い感じでした(笑)

 

 

お見合いが終わった後、彼が担当カウンセラーに伝えた事は「彼女が笑う度に目の前に花が咲いたような錯覚がして自分が魔法にかかったような幸せな感じがしました」という内容でした。

普段はそんなコメントをいう様な男性ではありませんし、ご本人もそんな感じ方をしたのは初めてだったそうです。(笑)　

ちなみに男性に対する女性の印象は、可もなく不可もなくの印象だったそうです。(笑笑笑)

 

交際の時から真剣交際になるタイミングの時に、彼は宗教の事を伝えなくてはいけません・・。

いつ言おうかとタイミングを見ていましたが、やはり真剣交際の告白と同時に伝える事にしました。

 

真剣交際の時に本音で話し合い

 

神様の宗教ですので、他の宗派よりは印象が悪くなかったことが幸いしました・・。

神棚がとにかく立派ですので、言葉で伝えても分かりにくいのでは？・・と、直接ご自宅にお連れして、実際の大きさを見て頂いたそうです。

それは想像以上に本当に立派な神棚だったようです。

彼女的には、こんな立派な神棚を将来自分が守っていけるのか！・・と、不安とプレッシャーばかりだったようです。

普段は、お母様と祖母様が全て管理されていましたので、自動的にお嫁さんが引き継ぐのでは？・・と思ったのです。

 

 

こちらの女性は早くにご両親を亡くし、おひとりで生活していましたので他の同い年の方よりも、しっかりとした性格でした。

家事から全て自分がやらなければならない環境で生活していましたので、大変な事も経験していますが、自由な時間も謳歌していました。

そんな自分がこんな大変な事をやる事が出来るのか・・と何度も彼と話し合い、彼も親御さんと何度も何度も話し合いました。

(実は親御様は神棚を守る為・今後教えていくためにも同居を希望されていました)

最終的には、親御さんが彼女に神棚の御守りをお願いすれば、自分達のせいで二人の縁が無くなってしまうのでは・・と思うようになったそうです。

 

 

親御さんが元気なうちは、ずっと彼のお母様が面倒を見ていく、その後は彼女では無く彼がしっかり守っていくという事で収まったそうです。

勿論、結婚したらお二人だけで住むこともお約束下さいました。

彼女は、いずれ子供さんが出来れば育児優先になる事も考えて、お話しされたようです。

 

 

 

今回は、皆さんが自分達の思いばかりをお相手に押し付けず、そのお相手を思いやる気持ちを、誰一人も忘れることなくお話しをされましたので、この様な良いご縁となり、成婚になったと思います。

その後、このご夫婦にはお二人の元気な男の子のお子様が授かりました。

 

現在、ご実家に信仰者さん達が集まる時は、彼女もお手伝いに来て彼のお母様を助けてみえます。

回数を重ねていく中で自然と出来た形だと思います。

 

 

【今回のまとめ】

・「自分が、自分が」と自分の事だけを考えず、相手の思いも感じる事

・しっかりと話し合う事が大切、素直な想いを伝える事が大事です

・絶対無理と決めずに少しずつ馴染めば、自然と出る答えもあります

 

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