愛知県（名古屋・安城）、静岡県（浜松）、大阪市（難波）の結婚相談所コスモスプリマリエ「お知らせ・コラム」ページです。

最近の傾向として、「一人で生きる」ことが当たり前と考える社会が進んでいます

 

今後約20年後には男性の約300万人は結婚相手が見つからずに、結婚できる男性とできない男性との差が拡大すると言われています。

ではこちらのグラフを見てみましょう。

 

 

2040年の独身率は47％、64才までの有配偶率は31％という予想がされています

 

つまり、結婚している人の方が、少数派という調査結果です。

結婚相談所に入会している方の多くは、結婚がゴールという考え方をしていますが、最近の傾向として、結婚するにしても「永遠の愛を誓う」という感じでは無くて、結婚するメリットを疑ってかかる時代に本格的に突入しようとしていることを肌で感じます。

 

私が長年婚活相談を職業としながらも、そのお相手との交際で、自分にとってメリットがあれば結婚を考えるが、自分にとってメリットがなければ、結婚をしないと考えている方が多いように感じます。

また、相談所のデータベースでも「便利に選べる」という錯覚からか、メリット重視でお相手を選択している方が非常に多い様に感じます。

逆に言えば、メリットばかりを重要視してお相手探しをしてしまうと、自然と独身を肯定する気持ちの方が強まり、婚活に対して積極性も失われてしまうものです。

 

 

また、こちらのグラフは、2019年の人口の増減を表すグラフですが、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡の人口は増加していますが、それ以外の地域ではほとんどの人口が減少しています。

つまり、地方出身の男女は、その多くが人口の増加している都道府県に集中して移住しており、特徴としては、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・福岡に女性が集中していることが分かります。

男女の人口比率から考えると、この地域的な人口構成もバランスが崩れていて、男性と女性の比率が、その地域にとって男性1対女性1という状況とはかけ離れていることが分かります。

確かに首都圏で暮らしていくには、物価も高い為、高収入の男性を希望する傾向もあるかと思いますが、あまりにも高望みをしすぎると、婚活をしていてもなかなか上手くいかないケースも多いです。

 

 

国勢調査によりますと、20代以上の未婚男女を比較してみると、未婚男性の方が約340万人多いという結果が出ています。

真剣に結婚を考える年齢の25歳～40歳の年代では、男性の方が約170万人多くて、この170万人が全員結婚したとしても、残りの170万人は未婚となるという予想が出来ます。

これは、昔は男性の方が「恋愛はいいけれど、結婚はためらう」という感覚の方が多かったのですが、最近では女性の方がそう考えている、という新しい現象が生まれています。

 

 

結婚相談所の入会者の割合に関しても、首都圏の場合女性の方が人数は多くて、男性の方が少ない印象です。

年収の高い男性であれば、余裕のある生活が出来る、自分が働かなくても済む、生活費は旦那さんの給与で賄い、自分の給与は交際費や娯楽に充てる事ができると考える、そういったメリット優先志向が長く婚活している女性の傾向といえます。

10年前の婚活市場である2010年頃と今とを比較してみますと、当時は「ネット婚活」といわれる、インターネットでのマッチングサイトが主流の時代でした。

ところが2021年の今では、「婚活アプリ」が台頭してきて、電車の中や人混みの中でも、スマートフォンを利用して簡単に婚活が出来てしまいます。

しかし、これは手軽になったというメリットだけではなくて、反対にデメリットでもあります。

なぜかと言いますと、婚活アプリに登録している人数は増えていますが、その分入会している方々の格差も広がることで、特定の人にその人気が集中してしまい、結果的に自分は選ばれないという状況が生まれてしまうからです。

 

 

さらに、この現象に気が付いた男性は、自身の条件や実際の年収を掲載していては、女性に合う事すら出来ないという事を、身を持って知ってしまう為、独身証明書や年収証明を提出する「ネット婚活」よりも、それら証明書の提出を必要としない「婚活アプリ」を活用しようと考える傾向があります。

偽りの条件を見てしまう多くの女性は、結果的にさらに高い条件の男性を選ぼうとして、今自分がどれほど現実離れした高望みをしているのかが、全く分からなくなってしまっている方もいます。

これらのメリット優先志向が、独身状態を長引かせていることは間違いありません。

そもそも、結婚とはお互いが自分の足りないところを補い合い、互いに助け合うことでリスクを分散して、子供を含めて家族全体を、長期間守り合うという最大のメリットがあることを忘れがちです。

お金や今の豊かさは、あればこしたことはありませんが、二人の交流による喜びや、子供が生まれて家族が増える喜びは、結婚してみなくては分からない幸せといえるでしょう。

 

 

お互いが自分の短所を認めて、相手の長所を見ることが出来る成熟した男女であれば、条件だけに拘らずにお相手と出会い、幸せな交流が可能となります。

婚活で本当に大切な事は、相手の年収や年齢に拘らずに、もっと自分自身の内面の価値に視点を移すことです。

友達や隣人という相手ではなくて、生涯を共にする相手との出会いを求めている訳ですから、自分と近い波長の相手の方が良いはずです。

自分自身の人格を豊かに向上させる努力を惜しまない方には、それに比例して自然と良い方との出会いが出来ています。

テレビ局から発せられるチャンネル波長に、テレビ側のチャンネルの波長が合えば、その映像が映る様に、自分から日々発している波長によって、出会う人との波長が決まり、その波長の中でしか現れてこない相手であることを知っていただきたいと、常々感じています。

 

 

相手の為に自分は何が出来るのか？その相手を幸せにできる自分であるのか？を常に意識して、出会う人に感謝しながら、人を肯定できる人格を身に付けることの方が、相手のメリットだけを求める婚活よりも、より効果的であることは疑う余地もありません。

本当にあなたが出会いたい相手とは、あなたに深く感謝して、あなたを肯定してくれる人です。

そんな人に出会う一番良い方法は、あなた自身が毎日の生活の中で、感謝することを忘れずに、周りの人を肯定できる自分に成長することに他ありません。

婚活をしていても、活動する期間が長引いてしまう方は、この成長のスピードが極めて遅い方です。

どんなに年齢が若くても、年収が高くても、あなたのことを大切に考えない人と、生涯を共にしたくはないはずですので、最終的にはその様な方を選ぶことはまずありません。

婚活する上で一番の近道は、自己の内面の価値を意識して向上させることです。

結婚相談所コスモスプリマリエでは、あなたの内面を成長させて、ポジティブな出会いが出来るように日々アドバイスをしています。

ぜひ一度お話にお越しください。

 

 

【今回のまとめ】

・2040年には結婚している人の方が、少数派という調査結果

・「婚活アプリ」には年収証明などの公的証明はありません

・婚活で一番の近道は自己の内面の価値を意識して向上させることです

 

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