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名古屋の結婚相談所で婚活してみてわかる!お相手への怒りと上手に付き合う事は怒らない事ではありません【男女共通編】≪第88回≫

2021.06.06 婚活コラム

婚活中の全ての人にとって、怒りのポイントは違います

 

結婚相談所の紹介で知り合った方だけではなく、長い間一緒にいる家族や兄弟でも、分かり合えない時・イラッとする時が多々あります。

その際、自分の怒り方に気を付けないと、良い交際になったお相手との関係を損なったり、自分自身を傷つけたりする恐れがあります。

自分の怒り方と問題点を自覚したうえで「怒りが生まれるメカニズム」を知り「怒りの感情をコントロール」して「怒りを上手に伝える」ことを学び考え、実践が出来たらお相手とも上手に付き合え、素敵なご縁が広がると思います。

 

 

あなたの「~べき」は、何ですか?

 

「~べき」とは何の事でしょうか・・?

実は、自分が大切にしているもの・守りたいもの・譲れないもの・許せないもの等です。

例えば「必ず挨拶はするべき」「デートは男性から誘うべき」「約束の時間は守るべき」等・・

 

例えばAさんは「約束の5分前には来るべき」と思っている場合

 

Bさんは「約束時間のちょうどに来ればいい」と思っています。

でも、これはAさんが許せる許容範囲(怒らない)になります。

でもCさんは「集合時間を守らない」性格です。

AさんにとってCさんはNG(怒る)になります。

この場合は、自分の境界線を分かっておくことが大切です。

 

境界線のポイントは、自分が「その事を伝えなかったら、後悔するかどうか」です。

お友達同士で「自分のべき」を話すのも、それぞれに許せる境界線の違いが出て興味深いと思います。

 

 

 

怒る・怒らないの境界線を広げる

自分の「~べき」に対しては、次のような心がけが大切だと思います。

 

  1. 伝える努力

自分がどんな「べき」を大切にしているか具体的に伝えます。

 

  1. 境界線を広げる努力

許せる境界線を広げる事をしてあげて下さい。

自分が大切にするこだわりを捨てるのではなく、少しだけこだわりをゆるめ、

お相手の事情や状況にも思いをめぐらし許容してあげてほしいのです。

100点満点ではないけれど、ここまでならOK・・という様に広げてあげましょう。

 

 

  1. 揺るがない境界線

自分の気分や機嫌次第で境界線を変えない事です。お相手に「5分前には来てね」  

と伝えていて、ちゃんと来てくれた時に「本当は、10分前に来てほしかった」と怒

ってしまうと、お相手に伝えた「べき」の効果が薄れてしまいます。

どんな時でも、自分の「べき」に揺らぎなく行動していれば怒らないですみます

し、お相手からの信頼も得られます。

 

「感情的になる事」と「感情を伝える」ことは違います

 

怒りの感情を伝える事は、感情的になる事ではありません。

特に女性は「感情的な生き物」ですので(笑)、カッとなってしまいますと比較的すぐに相手を責めたり、非難したりしてしまいます・・。

本来は「相手に分かってほしい」と思っているのに「何故、分かってくれないの」と、怒りにして伝えてしまうのです・・。

それは大きな間違いです。

分かってはいるのですが、特に女性はこれが中々コントロール出来なくて(~_~;)

本来伝えたい「お相手に分かってほしい」という事と「今後、お相手にどうしてほしいか」という要望をお相手に伝えるのです。

 

ついカッとなってしまった時は、怒りのピークは長くて6と言われているそうです。

先ずはカッとなったら6秒だけ待ってみて下さい。

怒りにまかせた衝動的な行動を防ぎ自分を取り戻せます。

他にも対処法がありますのでご参考にして下さい。

 

 

1.「数字」を意識する

 

先ほどの「6秒待つ」の他に、「カウントバック」があります。少し難しい数え方にすることで、意識を数字に集中させます。例えば100から3ずつ引いていったり・・。

 

2.「言葉」(コーピング)を意識する

 

頭の中に、あらかじめ用意した言葉を思い浮かべます。特定の言葉を自分に言い聞かせる事で気持ちを和らげ、その後、冷静に対処出来る様にします。

例えば「大丈夫、大丈夫」「落ち着いて、落ち着いて」「たいしたことない」「気にしない、気にしない」など・・

 

3.その他

 

一切何も考えない時間を作る、その場から離れて感情をリセットする、腹式呼吸で気 

持ちをほぐす等も効果があります。

 

体質改善トレーニングは、思考をコントロールする為の習慣化をすることです。

日々のイライラや怒りを、その場で書き留めます(べきログ)。

その書き留めたもので、自分の「べき」が多く目につくようになります。

その、べきログをリスト化して重要度をチェックします。「べき」への強いこだわりが、怒りの原因となっているかもしれません。

自分自身の「べき」の境界線を広げられないか検討して下さい。

 

そして「ハッピーログ」も作ります。

日々の良かった事・嬉しかった事をリストに書き出していきます。

その数が増えるほど、幸せに感じられることがこんなにあるんだと実感できます。

(例えば「カフェラテが美味しかった」「髪型がバッチリ決まった」「朝の通勤電車で座れた」等、些細な事で良いのです)

 

 

お相手に「怒り」を上手に伝える

「自分にとって重要」で「自分で変えられる(お相手に直してほしい)もの」であれ

ば、お相手に本来伝えたかった不満と今後どうしてほしいかという要望を、自分を

主語にして話すように心がけて下さい。

自分を主語にする事で、相手を責めず、冷静に感情を伝える事が出来ます。

怒りの強さに合った言葉で怒りを表現できるように感情表現のボキャブラリーを増

やしましょう。

 

話す前から「相手に嫌われる・・」などの余計な心配をすると、気持ちは自然に相手

に見透かされてしまいます。

お相手を信じて、分かってほしい気持ちと要望を伝えましょう。

目的はお相手を打ち負かす事では無く、お相手に分かってもらう事です。

論点を1つに絞り、ブレないようにする事、どのようにしてほしいかを具体的な表現

で伝え、なぜそれが必要なのかも説明するとキチンと伝わると思います。

 

交際中に出くわす怒りと上手に付き合い、ご縁を繋げて頂きたいと思います。

怒りは、結婚してからも出てきます。お互いが上手にお相手に伝える事が出来たら最

高ですね。

大事な言葉をカットせずに伝える事をお勧めします。

自分の怒り方の問題点を自覚した上で実践して下さい。

 

 

【今回のまとめ】

 1.怒りが生まれるメカニズムを知りましょう

 2.怒りの感情をコントロールできるようになりましょう

 3.自分の怒りをお相手に上手に伝える工夫をしてみましょう

 

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