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結婚適齢期の崩壊と昨今の結婚事情との関係についてお伝えします 【男女共通編】≪第47回≫
結婚適齢期が崩壊した時代に大切な婚活とは?
1.初婚年齢の平均は?
最近の結婚する方達の初婚平均年齢を見てみますと、1992年では男性28.3歳、女性25.7歳となっていましたが、2015年の調査では男性30.7歳、女性29.1歳(国立社会保障・人口問題研究所調べ)となっています。
この23年の間に男性では2.4歳、女性では3.4歳初婚年齢の平均が遅くなっています。
年数が経つごとに等倍に年齢が高くなっていくわけではありませんが、良く言われる晩婚化の表れという事なのでしょうか。
私たちの結婚相談所業界の中でも30代はまだ若いよね、という感覚で担当者同士が話していることも多いのですが、冷静になって考えてみるとひと昔前では30代というと『結婚もして子供の一人二人くらいいて、子育て真最中の働き盛り』の年代でした。
今はというと、独身の方はわりと普通に実家で暮らしており、上げ膳据え膳・衣食住付の生活が用意されています。
親御さんの感覚も『まだまだ親の手助けが必要なこども』という方が多くみられます。
男女の晩婚化の裏には親離れ・子離れできない親子関係も見えてきます。
結婚がしたいと思う気持ちがあるのなら、まず親離れから始めてはいかがでしょうか。
自分の洗濯は自分でしてみる、一人暮らしを始めてみるなど自立していく事をおすすめします。
2.晩婚化の及ぼす影響について
周りの友人や同僚で未婚の人が多いとはいえ、自分も同じようにのんびり構えていてはいけません。
みなさん気付いてない人もいるかもしれませんので、晩婚化によるライフサイクルの変化をお伝えしたいと思います。
昔は女性の結婚適齢期をクリスマスケーキに例える言葉がありました。
24~25歳くらいまでに結婚するのが良いとされていました。
今ではセクハラ事案になりかねませんが、ものごとには適した時期があると思います。
結婚適齢期という言葉があるのもそうです。
学校を卒業して就職、仕事に慣れたころ結婚をして出産・子育て…。子どもが大きくなって巣立つころ、そろそろ親御さんの介護が始まりだします。
親御さんの介護が終わるころ今度は、パートナー(自分)の介護が始まり、子どもが自分たちの介護を…。
このように人生のサイクルとして適した時期に上手く回るようになっていましたが、
いま晩婚化によりこのライフサイクルが大きく変わってきています。
結婚が遅くなり、出産・子育ての時期に親の介護が始まってしまう人。
ただでさえ出産と子育ては体力気力が必要です。
それだけでも大変なのに、親御さんの介護も一緒にとなると体を壊してしまいます。
また独身のまま親御さんの介護が必要になる場合もあります。
行政のサービスを利用する事も出来ますが、なかなか行き届いたサービスを受けられないとか、施設入所も順番待ちや、施設に入所してもらうにも自分の親を施設に入れることが申し訳なくて出来ないということもあります。
その場合自宅で親の介護をしなくてはいけません。
自分が定年退職を迎える前に仕事を辞め自宅で一人介護をする場合、これは想像以上に負担があり大変な事です。
私の担当している会員様も親御さんの介護で仕事を辞め、相談所も退会された方が何人かいらっしゃいます。
とても切ない気持ちになります。
また逆の立場から結婚が遅く子どもを授かるのが遅かった場合、子どもが成人する前に自分の介護が必要になり、介護を負担させることになります。
この場合は子どもの将来に親が足かせとなってしまいます。
3.今からでも間に合う人生再設計
いまあなたは今後の自分のライフサイクルをどのように考えているでしょうか。
何歳の頃婚活を始めるのか、結婚をするのかしないのか、子どもを儲けるのか儲けないのかなどを見直してみる必要もあるかもしれません。
ある程度の年齢になって子どもを儲けるのは難しいのかなと思えば、夫婦二人の生活をする方向にお相手探しをシフトしていけばベストパートナーと巡り会える確率も上がってくるかもしれません。
いくつになってもどうしてもお子さんを希望される方はその希望を叶えるためその方向でお相手を探すのも良いと思います。
あとから後悔されることのないよう、日々の幸せを感じられる暮らしができるように、その時々にベストの選択をしていってください。
コスモスプリマリエのスタッフはそんな皆様の幸せのお手伝いをさせていただきます。
【今回のまとめ】
・晩婚化の裏に親離れ・子離れできない親子関係の原因がある?
・人生には適した時期というライフサイクルがあります。
・今後は夫婦二人だけでの生活を考える婚活もありだと思います
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