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人とのご縁を感じてみましょう

 

 

「遠慶宿縁」この言葉は、親鸞聖人(しんらんしょうにん)が浄土真宗の教えを書き残された

「顕浄土真実教行証文類」の最初に書かれています「総序の文」にあります。

 

この「遠慶宿縁」の意味を含め、いろいろな方が解釈しているお言葉を書かれたものを読み、

とても感銘を受けましたので婚活を頑張っている皆様にお伝えしたくコラムに書かせて頂きました。

 

ある方の書かれたものをご紹介させて頂きます。

「遠慶宿縁」を読み下すと「遠くからの縁を慶(よろこ)べ」というお言葉です。

この「遠く」とは時間的に永遠であるということです。

また「宿縁」は、時間的なことも含めて「すべてのものが皆御縁によって成り立っている」ということです。

 

ですから、遠く宿縁を慶ぶというのは

「人生そのものの在り方が永遠無限の喜びによって成り立っている。

したがって、その大きな御縁を喜びましょう。」ということになります。

更に「拝むこころ」、それが「感謝・喜び・幸せのこころ」であると解釈し、それは、

すべてのものにありがとうございますと感謝すること、それはまた喜びとなります。

感謝しているけれども、喜ばないということはありません。

そのことが、更に人間の幸せに通じていくことになります。

 

 

 

頭では分かってはいるのですが、なかなかここまでの深い感謝の気持ちを、

バタバタと毎日が過ぎていく中で、ついつい忘れてしまいます・・

現在、結婚相談所のカウンセラーをしている私は、この「遠慶宿縁」の言葉の意味を深

く受け止め、ひとつひとつの御縁がとても大切な事だと、お見合いで出会う方は全て簡

単では無いということを感じました。

お見合いが成立しないと出会えないわけですから。

 

皆様も、現在の生活を当たり前のこととして感動もなく過ごしてはいないですか？

今、改めて当たり前なことを尊いこととして受け止め直すこと、

そして幾多のかけがえのない出会いのひとつひとつが、人生にとって

どのような大きな意味を持つのかを自分自身に問い直す必要があると思います。

 

 

 

 

 

婚活も長くなってきますと、疲れてしまい、お相手の良いところも見つけられないまま

お断りしていないですか？

 

ひとつひとつのご縁を大切に、ひとつ嫌な所を見つけたからお断り・・では無く、

どんな人か分からない、でも嫌な感じも無いのであれば、もう少し心に余裕を持って、

次に会う時には「お相手の良いところ」をみつけてこよう！と、思って下さい。

 

自分のこと・・みなさん「こんな自分・・」と思っている方、多いと思います。

そんな自分のことを、お相手が良いところみつけてくれたら嬉しいですよね。

こんなことを・・褒めてくれたら嬉しいですよね。

 

そうしてご縁って繋がっていくと思います。

 

 

 

 

【今回のまとめ】

・お見合いが成立することは、本当はとても凄いことなのです

・ひとつひとつのご縁を大切にしましょう

・自分を選んでくれたことに感謝を感じましょう

 

 

 

 

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