婚活『昭和の時代』から『令和の時代』への移り変わり

 

日本では昔から昭和まで、男性の三歩後を女性が歩き、

旦那様の言うことは絶対で一家の大黒柱で…、が当たり前の時代が長く続いていました。

 

また昭和後期～平成の時代になり、バブル景気も重なり

(いわゆるボディコンを着てディスコでお立ち台の頃です笑)、

女性が男性の事をアッシー(車であちこち連れて行って足代わりになってくれる人)、

メッシ―(ご飯をおごってくれる人)、ミツグ(高価なプレゼントを貢いでくれる人)と形容し、

良いように利用していた時代もありました。

今婚活をしている年齢の人たちの親御さんが、丁度この時代で恋愛・婚活をしていた

世代の人たちでないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

この頃は男性がリードし、女性の喜ぶことをしてデートに漕ぎつける…、

いわゆる『肉食系男子』と呼ばれていました。

男性はカップルでクリスマスを過ごすために夜景の綺麗な有名ホテルの部屋を1年も前から

予約していたと、ニュースで見た記憶があります。

自分の希望の女性と結ばれる為には、男性はずっとお金を使い『狩り』をしなくては

いけなかった、そんな時代もあったのです。

その頃女性は、男性から声を掛けられるのをただ待っていれば良かったのです。

デートコースも男性が考え、デート費用も男性が支払い…。

男性がとても頑張っていた、そんな時代でした。

 

時代は移り変わり平成になり…何年か前に『草食系男子・絶食系男子』という言葉が

トレンド入りしたことがありました。

以前の『肉食系男子』の逆で、女性とのお付き合いにそれほどガッついていない、

交際に興味や経験がないなどの男性の事をいいます。

結婚もメリットがないからしない方が良いかな、と思っている男性も少なくないそうです。

結婚して働いたお給料が自分の自由に使えなくなるよりも、実家に住んで、

住居・食事・洗濯などを親の世話になっている方が楽だからということのようです。

 

 

 

 

また令和になった現在もその言葉は有効で、自分がリードしていくよりも、

女性に引っ張っていってほしいという男性は多くいます。

ですが、女性もまたリードしてほしい方が多いのも事実です。

 

男女の希望がすれ違う？解決策とは？

 

まずは自分の意識を変える必要があります。

女性は母親とのかかわりが強い人が多く、価値観についても

多くの影響を受けている人も多いでしょう。

今婚活をしている人達の母親の世代というと、先ほども記述しましたバブル世代と言えます。

その時代の感覚を持ち続けている母親も多い事から、娘からの相談に自分の時代の感覚で

アドバイスをしてしまう傾向にあります。

 

そうするとどうでしょう。

 

例えば、デート代を負担してくれない男性はいやだなと感じたり、

デートコースを決めることもできないなんて頼りない人と感じてしまうこともあるでしょう。

今の男性の価値観とのズレが生じてしまうのです。

出会いはお見合いだとしても、デート費用などはワリカンで対等に支払う感覚に慣れていく。

きっちりワリカンでなくとも、昼食や夕食は男性が払ってくれたのなら、

カフェのお茶代は女性が支払うとか、デートでの高速代や駐車料金は払います、

など男性だけの負担にならないような配慮も必要でしょう。

 

また男性の年収についてもお父さんの年収と比較して考えるのはやめましょう。

今の時代は共働きを希望する男性も多く、夫婦二人の年収を合わせていくら？

生活が出来る範囲だね、という考えが主流になりつつあります。

 

 

 

 

そしてデートコースはどちら任せにするのではなく、一緒に考えるのはいかがでしょう。

自分が行きたい所、お相手が行きたい所、今話題の場所などをデート中に

相談しながら決めるのもおすすめです。

デート中の会話に困ることもなく、次回の約束も出来て行先も決まっているという、

まさに一石二鳥以上の効果があります。

 

今からのお付き合いは男女対等、協力、譲り合いを意識してみてください。

私にどれだけのことをしてくれるのかしら？ではなく、一緒に何をしようかな？

この人に私は何をしてあげられるかな？という考えにシフトしてみましょう。

 

 

【今回のまとめ】

・今主流の控えめな男性との交際は、女性からのお願いやリードがカギ

・男女平等、協力、譲り合いを大切に関係性を深めていきましょう

・何をしてもらえるかでなく、一緒に何をしようかを考えましょう

 

 

 

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