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婚活を成功させたいなら自己価値感を高めよう!【男女共通編】≪第342回≫
自己価値感という言葉をご存じでしょうか?
最近良く耳にする言葉に、自己肯定感という言葉がありますが、自己肯定感という言葉には複数の概念が結びついていて、ここではその中で1番大切な自己価値感について深掘りしていきます。
また似たような漢字を使う、自己価値観と自己価値感もまた違います。
自己価値観とは、個人の考え方を意味していますが、自己価値感とは、自分自身が自分に対して感じている価値の高さや低さ、その感性のことをいいます。
また言葉の意味を間違えてとらえている人の多くが、自己肯定感とは、より自己主張するとか自分を正当化させるとか、自分は悪くなく相手が悪いとか、自分自身のことを肯定するものと考えている方もいます。
国土が狭い島国で生活する日本人は、自分の要求を通そうとする前に互いに相手の主張を聞いて、自分が相手に対して何が出来るのか?を考える文化が形成されました。
そうでないと、狭いコミュニティの中で自分の事ばかりを肯定していては、人間関係が上手く成り立たないという問題があったからです。
ところが最近では個人主義の風潮が広がることで、この自己肯定感を正しさと勘違いして、ただ単に我儘を通そうとする人もいます。
これとは別に自己価値感とは、この名前の通り自分の存在自体に価値があるという感覚です。
この感覚が強い人ほど、他者への価値を認めて相手を大切にしたり、尊重できたりします。
その感覚には、社会的な能力が低いから価値がないとか、どうこうでなければ価値がないといった条件付きの価値ではなく、例えば生まれたばかりの赤ちゃんに対して、社会的に何も能力のない状態であったとしても、価値ある存在として大切にするといった感覚です。
この感覚が高い人は、どんな相手に対してもその相手を価値ある存在として認められると共に、自分自身に対しても存在しているだけで価値がある事を実感することが出来ます。
しかし世の中にはこの感覚の低い、真逆である自己無価値感の高い人が数多く存在しています。
この自己無価値感の高い人の特徴は、どうこうでなければ価値がないとか、社会的な価値が人間の価値だと考えていますので、他人を否定したり起こった出来事を否定的にとらえたりする傾向が強いといえます。
この性質が恋愛や婚活をする時に大きな障害となるのです。
例えばあなたが男性である場合、身体的に弱い女性に対して肉体労働をすることに対して価値がないと卑下してみたり、職場でも女性というのは我慢が足りずわがままだと批判的に考えたりしたことはないでしょうか?
また反対にあなたが女性である場合は、男性が非協力的であったり共感して助け合ったりしないことに対して、否定的な言動を発したりしたことは無いでしょうか?
この非協力的であったり、共感して助け合ったり出来ない性格の男性に対して、結婚後に子育てや育児に全く協力的でなかったという理由で、最終的に離婚を考えたという女性も多いと思います。
人間関係を円滑にするためのコツの一つに、共感するという能力がありますが、脳の構造上男性はもともとこの共感するという能力に欠けている方が多く存在します。
女性であれば持っていて当たり前といえるこの共感力は、女性同士であれば当然といえる能力ですので、これが足りない男性を無価値な存在と考えます。
この無価値感を交際中の相手が感じた時、当然その交際は破局を迎えます。
あなたは何故自分が相手から交際を断られたのか、その理由すら分からないでしょう。
お付き合いする異性から、初めは可愛いとか綺麗だとか褒められていても、長期間の交際を続けるといつも相手からお断りされる場合、あなた自身の自己価値感の低さが原因かもしれません。
恋愛や婚活・結婚生活とは、人間関係のより深い究極の関係である為、この自己価値感の高さや低さが相手に大きく影響を与えます。
社会的な価値と人間としての価値をリンクさせないという思いから生まれる言葉や行動は、相手に対する愛情としてその想いがダイレクトに伝わります。
しかし、社会的な価値と人間としての価値をリンクさせてしまう人は、相手を否定して強烈に無価値感を感じさせてしまう事で、仕事に向けるべき情熱や、やる気さえも失わせてしまう、将来的に最悪の妻となってしまうこともあります。
女性の社会進出が進んだことで、女性自身もキャリアアップを願う人も多くなりました。
当然その女性もその分野での社会的な価値を大切な価値と位置付けて生活しています。
しかし、夫となる男性が結婚する女性の職業とは真逆の職業であった場合、当然その価値も真逆になりますから、一緒に生活をはじめた途端、お互いが自分の社会的な価値を相手に押し付けて譲ることができなくなります。
このことが離婚の原因となります。
何度も繰り返しになりますが、大切なことは社会的な価値と人間としての価値をリンクさせないことです。
どんな相手に対してもその相手を価値ある存在として認められると共に、自分自身に対しても、存在しているだけで価値がある事を感じるようになるまで自己価値感を高めることが出来れば、相手に対しても自然に優しさや大切さを愛情表現として伝えることが出来る様になります。
そばにいるだけで男性に幸運をもたらしたり、運を向上させたりする女性のことを「あげまん」といいますが、自己価値感の高い女性は、目の前の男性に対して存在しているだけで人間としての価値を見出します。
そして、その価値を認める言動や行動に男性は勇気づけられて、社会や事業などで偉業を成し遂げたりします。
プロ野球のインタビューなどで成功したことの要因として「妻が陰で支えてくれたからです。本当に妻には感謝しかありません。」と話すシーンがありますが、その言葉はまさに自己価値感の高い女性に向けられた男性からの賞賛の言葉ではないでしょうか。
恋愛や結婚生活を通して、本当の幸せを感じ続けたいと願うのであれば、相手からの愛情を要求するのではなく、自分自身の内面にこの自己価値感を高める努力をすべきであると言えます。
次回は、この自己価値感を高める具体的な方法についてお伝えいたします。
お楽しみに!👇
【今回のまとめ】
・恋愛や婚活を成功させたい人は自己価値感を高めましょう
・交際が長続きしない人の要因は自己無価値感が高いからです
・社会的な価値を基準に異性とお付き合いしても結果は上手くいきません
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